定時総会・特別行事
令和6年
特別講演・音楽会 「愛知の地域づくりと癒しの調べ」
開催日時 |
令和6年5月24日(金)午後2時30分~4時40分 |
開催場所 |
名古屋ガーデンパレス |
特別講演 |
「愛知県の地域づくり」 |
音楽会 |
「癒しの時~故郷より~」ヴァイオリン、ピアノ演奏 |
令和5年
特別講演・音楽会 「国造りと心のうた」
令和元年
特別講演・音楽会 「名古屋の地域づくりと故郷のうた」
平成30年
特別講演・音楽会 「故郷の今昔と故郷の詩」
開催日時 |
平成30年5月31日(水)午後2時30分~4時45分 |
開催場所 |
名古屋ガーデンパレス |
特別講演 |
「ふるさとの地域づくり ~自然・歴史・文化とのシンフォニー~」 |
音楽会 |
「故郷の詩、歌」チェロとピアノの二重奏 |
ポスター |
平成29年
特別講演・音楽会 「音楽と物語でかたる愛知の地域づくり」
平成28年
特別講演・音楽会 「詩(うた)と物語でつづる中部地域の国づくり」
平成27年
特別講演会・機構活動報告会
平成27年定時総会の記念事業として特別講演会と機構活動報告会を実施した。参加者は約150名であった。
開催日時 |
平成27年5月29日(金)午後2時30分~4時20分 |
開催場所 |
名古屋ガーデンパレス |
特別講演 |
「名古屋市の建設行政」 |
機構活動報告 |
・第8回PIセミナー「 2027年の名古屋を構想する |
平成26年
機構活動報告会・特別講演会
平成26年定時総会の記念事業として機構活動報告会と特別講演会を実施した。
開催日時 |
平成26年5月30日(金)午後3時~4時45分 |
開催場所 |
名古屋ガーデンパレス |
機構活動報告 |
・相生山地区地盤沈下予測検討委員会報告 |
特別講演 |
「愛知県建設行政のシステム、若き建設技術志望者へのメッセージ」 |
平成25年
機構活動報告会・特別講演会
平成25年定時総会の記念事業として機構活動報告会と特別講演会を実施した。
開催日時 |
平成25年5月31日(金)午後3時~4時55分 |
開催場所 |
名古屋ガーデンパレス |
特別講演 |
「近未来中部圏のインフラ整備とその維持補修のありかた」 |
CRIIESセミナー
第14回CRIIESセミナー 「住宅団地の再生 ―団地から考える新たな国土の創り直し―」
令和4年10月7日,リモートで開催され,約100人が参加した.
開会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
講演「持続可能なまちづくりに向けた住宅団地の再生」 |
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長谷川 洋 |
国土交通省 国土技術政策総合研究所 建築研究部長 |
講演「瀬戸市菱野団地再生の取り組み」 |
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石川 良文 |
南山大学 総合政策学部教授、菱野団地再生計画推進協議会会長 |
講演「首都圏遠郊外住宅地における地域再生」 |
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室田 昌子 |
東京都市大学 環境学部 環境創生学科教授 |
講演「次の50年を見据えたハイブリッド型住宅団地の再生―宗像市日の里地区―」 |
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内田 忠治 |
宗像市 都市再生部 都市再生課 |
閉会挨拶 |
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梅原秀哲 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 理事 |
第13回CRIIESセミナー 「人口減少が進む過疎地域の再生 ― 町の個性がまちおこしにつながる―」
令和3年10月29日,リモートで開催され,約180人が参加した.
開会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
木村俊昭 |
東京農業大学教授,日本地域創生学会会長,実践総合農学会理事 |
講演「地域創生・SDGsの本質-『五感六育』の実現―」 当日資料: 地域創生・SDGsの本質 資料①: 地域創生の真実,資料②: 日本地域創生学会2021年度総会・研究大会チラシ「被災地・離島・過疎地域支援物産展」 |
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金丸弘美 |
食環境ジャーナリスト,総務省地域力創造アドバイザー |
講演「地域からの創造の力が未来を創る」 当日講演資料: 地域からの創造の力が未来を創る,附属資料 資料①: 「総務省地域力創造アドバイザー」事業,資料②:内閣官房地域活性化伝道師,資料③: 令和4年度農村振興局関係予算概算要求の概要,資料④: 中山間地対象:日本型直接支払い,資料⑤: 中山間地対象:農産漁村振興交付金 注:RMO(地域運営組織),資料⑥: 地方創生カレッジ(地域活性化センター),資料⑦: 金丸様の活動のまとめ |
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中嶋清実 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 理事 |
講演 「奥三河山間地域の町起こしと高校の再生」(支援機構活動報告) |
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閉会挨拶 |
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梅原秀哲 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 理事 |
第12回CRIIESセミナー 「PPP/PFI 官民連携が切り拓く新時代の公共サービス提供の可能性」
令和元年10月25日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約180人が参加した.
開会挨拶 |
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松井 寛 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
基調講演「PPP/PFIの基礎とインフラ分野への展開」 |
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宮本和明 |
パシフィックコンサルタンツ技術顧問、東北大学・東京都市 |
講演「PPP/PFIの仕組みとこれまでの取組み」 |
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佐々木正士郎 |
国土交通省総合政策局社会資本整備政策課 課長 |
講演 事例紹介①「愛知県道路公社の有料道路コンセッションについて |
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―有料道路管理の新たな枠組みで地方創生を―」 |
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河合 誠 |
愛知県建設局有料道路室 室長 |
講演 事例紹介②「久屋大通りの再生プロジェクト」 |
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長嶋利久 |
名古屋市住宅都市局 参事(栄開発等) |
閉会挨拶 |
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梅原秀哲 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 理事 |
第11回PIセミナー「情報通信技術が変える建設産業の将来その2」
平成29年11月10日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約180人が参加した.
開会挨拶 |
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松井 寛 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
i-Construction・CIMの取組み |
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城澤道正 |
国土交通省大臣官房技術調査課 課長補佐 |
ドローン等の新しいツールを活用した最先端ICT施工と点検技術 |
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杉浦伸哉 |
㈱大林組情報技術推課 課長 |
国内外のCIM利活用の現状,事例および今後について |
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矢吹信喜 |
大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻 教授 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第10回PIセミナー「情報通信技術が変える建設産業の将来」
平成28年12月16日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約180人が参加した.
開会挨拶 |
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松井 寛 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
建設技術の新たなステージ i-Construction |
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建山和由 |
立命館大学理工学部 教授 |
ITCを活用した次世代施工システムの開発 |
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三浦 悟 |
鹿島建設㈱技術研究所 プリンシパル・リサーチャー |
CIMと建設生産システムのダイナミックス |
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坪香 伸 |
一般財団法人日本建設情報センター 理事 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第9回PIセミナー「人口減少時代の地域構造 ― コンパクトシティ政策と地域の持続可能性を考える ―」
平成27年11月26日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約200人が参加した.
開会挨拶 |
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松井 寛 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 副代表理事 |
コンパクトシティ総論 |
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海道清信 |
名城大学都市情報学部 教授 |
コンパクトシティに関わる制度 |
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中村英夫 |
国土交通省中部地方整備局建政部 部長 |
人口減少時代の持続可能な地域づくり |
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山下祐介 |
首都大学東京都市教養学部 准教授 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第8回PIセミナー「2027年の名古屋を構想する ― 名古屋駅周辺と名古屋都市圏のグランドデザイン ―」
平成26年9月26日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約170人が参加した.
開会挨拶 |
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松井 寛 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 副代表理事 |
基調講演 川合博英 |
東海旅客鉄道㈱事業推進本部 担当部長 |
講演 森川高行 |
名古屋大学大学院 教授 |
講演 加藤義人 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ 名古屋副本部長 |
講演 後藤勝彦 |
名古屋市住宅都市局都市活性監 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部専務理事 |
第7回PIセミナー「震災後の国土形成と文化再生」
平成24年9月21日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約170人が参加した.
開会挨拶 |
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松井 寛 |
名古屋工業大学 名誉教授 |
東日本と歴史に学び南海トラフ巨大地震に備える |
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福和伸夫 |
名古屋大学減災連携研究センター長 教授 |
イデオロギー的な公共事業否定論を打破せよ! |
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三橋貴明 |
作家・経済評論家 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第6回PIセミナー「文化創造からみた21世紀の国土づくり」
平成23年5月17日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約170人が参加した.
開会挨拶ならびに趣旨説明 |
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松井 寛 |
名古屋工業大学 名誉教授 |
公共事業が日本を救う ~日本の文化的凋落を止めるために~ |
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藤井 聡 |
京都大学 教授 |
国土学から見る日本人の思考の陥穽 |
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大石久和 |
早稲田大学 客員教授 |
人口減少・高齢社会における社会資本のありかた‐新しい公共の役割‐ |
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奥野信宏 |
中京大学 教授 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部専務理事 |
第5回PIセミナー「文化創造としての公共事業の評価と実践 ― 最近の新しい動き ―」
平成22年5月14日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約170人が参加した.
開会挨拶ならびに趣旨説明 |
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松井 寛 |
名城大学 教授 |
地方都市の公共交通事業と都市再生 -都市文化の創造- |
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森 雅志 |
富山市長 |
ボトムアップ型公共事業-市民発意 -NPO参加の事例- |
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奥 重視 |
貴志川線の未来を“つくる”会 副代表 |
公共事業評価の考え方 |
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小池淳司 |
鳥取大学 准教授 |
21世紀のインフラストラクチャー -国土創造文化の観点から- |
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竹村公太郎 |
財団法人リバーフロント整備センター 理事長 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第4回PIセミナー「今,改めて公共事業のあり方を問う」
平成21年5月22日,名古屋大学シンポジオンにて開催され,約100人が参加した.
開会挨拶ならびに趣旨説明 |
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松井 寛 |
名城大学 教授 |
日本にとってなぜ公共事業は必要なのか |
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森田 実 |
政治評論家 |
公共事業の事業評価の仕組み |
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岩崎信義 |
国土交通省中部地方整備局地方事業評価 管理官 |
公共事業と採算性 |
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竹内伝史 |
岐阜大学 教授 |
今後の交通需要と道路整備 |
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毛利雄一 |
財団法人計量計画研究所 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
プラスチック製雨水貯留浸透施設の構造性能照査指針(案)に関するセミナー
平成20年4月25日,名古屋大学シンポジオンにて開催され,約100人が参加した.
主催者挨拶 |
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澤田義博 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
基調講演「都市水害対策における雨水貯留浸透技術の意義」 |
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松田芳夫 |
社団法人日本河川協会 副会長, |
構造性能照査指針(案)の説明1「全般および静的荷重に対する構造性能照査法」 |
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中村 光 |
名古屋大学 教授 |
構造性能照査指針(案)の説明2「地中構造物の耐震性能照査法」 |
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岩楯敞広 |
首都大学東京 教授 |
閉会挨拶 |
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田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第3回PIセミナー「公共事業における意思決定のプロセスと第三者機関の役割
・・・・・民意とは何か,その総体としての意思はあり得るのか・・・・・」
平成19年1月30日,名古屋大学シンポジオンにて開催され,約100人が参加した.
開会挨拶ならびに趣旨説明 |
|
松井 寛 |
名城大学 教授 |
国土交通省におけるPI実施事例 |
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石原 篤 |
国土交通省中部地方整備局 事業調整官 |
なごや循環型社会・市民提案会議の紹介 |
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和喜田恵介 |
NPO法人中部リサイクル運動市民の会事務局長 |
ジャーナリストの見る「民意」 |
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前田弘司 |
中日新聞 論説委員 |
「公共の八柱」なければ「地域の復興」なし |
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西部 邁 |
秀明大学 学頭 |
民意の諸類型と民主主義の多様性 |
|
後 房雄 |
名古屋大学大学院 教授 |
閉会挨拶 |
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澤田義博 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
第2回PIセミナー「公共事業における意思決定のプロセスと第三者機関の役割
・・・・・今後の公共事業を考える・・・・・」
平成17年10月5日,名古屋大学シンポジオンにおいて開催され,約150人が参加した.
主催者挨拶 |
|
澤田義博 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 代表理事 |
公共事業の曲がり角に立って今後を考える |
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田中重好 |
名古屋大学大学院 教授 |
公共事業の現場から |
|
松下敏郎 |
国土交通省中部地方整備局 副局長 |
公共圏・公共空間・公共事業の三位一体論 |
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花田達朗 |
東京大学大学院情報学環長 |
閉会挨拶 |
|
田辺忠顕 |
社会基盤技術評価支援機構・中部 専務理事 |
第1回PIセミナー「公共事業における意思決定のプロセスと第三者機関の役割」
平成16年5月14日,愛知芸術文化センターにおいて開催され,約250名が参加した.
セミナー開催の趣旨 |
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松井 寛 |
名城大学 教授 |
公共事業における欠陥とその改革の方向 |
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舩橋晴俊 |
法政大学 教授 |
パブリック・インボルブメントにおける第三者機関の制度設計 |
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後 房雄 |
名古屋大学大学院 教授 |
国土交通省におけるPIへの取り組み |
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小川智弘 |
国土交通省大臣官房技術調査課事業評価調査官 |
米国における道路建設の合意形成 |
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町田篤彦 |
埼玉大学 教授 |
フランスにおけるPI |
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田辺忠顕 |
名古屋大学 名誉教授 |
東京外郭環状道路整備計画におけるPI |
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武田佳登 |
PI外環沿線協議会 協議員 |
万博におけるPI活動 |
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谷岡郁子 |
中京女子大学 学長 |
庄内川整備におけるPI活動 |
|
浅野和宏 |
国土交通省中部地方整備局庄内川河川事務所長 |
出版本
地域再生最前線 -食・農・団地再生・教育から進める地域の創り直し
第1部 食・農から進める地域再生
建山 和由 第1章 建設技術の新たなステージ i-Construction
木村 俊昭 第1章 地域創生の真実-SDGs・五感六育の実現―」
金丸 弘美 第2章 地域からの創造の力が未来を創る
第2部 団地再生から進める地域再生
長谷川 洋 第3章 持続可能なまちづくりに向けた住宅団地の再生
石川 良文 第4章 瀬戸市菱野団地再生の取り組み
室田 昌子 第5章 首都圏遠郊外住宅地における地域再生
内田 忠治 第6章 次の50年を見据えたハイブリッド型住宅団地の再生
第7章 ディスカッション
第3部 教育から進める地域再生
中嶋 清実 第8章 島根県立隠岐島前高校の再生の取り組み
中嶋 清実 第9章 奥三河山間地域の町起こしと高校の再生
令和6年5月 理工図書株式会社 発行
i-Construction 最前線 -情報通信技術が変える建設産業の将来
第1部 基礎編
建山 和由 第1章 建設技術の新たなステージ i-Construction
城澤 道正 第2章 i-Construction・CIMの取組み
矢吹 信喜 第3章 国内外のCIM利活用の現状,事例および今後について
第2部 実践編
三浦 悟 第4章 ITCを活用した次世代施工システムの開発
杉浦 伸哉 第5章 ドローン等の新しいツールを活用した最先端ICT施工と点検技術
坪香 伸 第6章 CIMと建設生産システムのダイナミックス
第3部 ディスカッション
第7章 ディスカッション1
第8章 ディスカッション2
令和元年6月 理工図書株式会社 発行
公共事業の思想 ~文化創造としての公共事業とその最前線
第1章 21世紀のインフラストラクチャー-国土創造文化の観点から―
第2章 国土学から見る日本人の思考の陥穽
第3章 日本にとってなぜ公共事業は必要か
第4章 公共事業が日本を救う~日本の文化的凋落をとめるために~
第5章 公共事業評価の考え方
第6章 公共事業と採算性
第7章 公共事業の新規着手時及びその後の事業の妥当性評価の仕組み
第8章 今後の交通需要と道路整備
第9章 人口減少・高齢社会における社会資本のあり方~新しい公共の役割~
第10章 地方都市の公共交通事業と都市再生~都市文化の創造~
第11章 ボトムアップ型公共事業~市民発意・NPO参加の事例~
平成24年5月 理工図書株式会社 発行
公共事業における意思決定のプロセスと第三者機関の役割
第1部 公共とは何か、公益とは何か
第1章 公共事業の曲がり角に立って考える
第2章 公共圏・公共空間・公共事業の三位一体論
第3章 公共事業における欠陥とその改革の方向
第2部 民意の考え方と制度設計
第4章 民意の累型と議会制民主主義
第5章 ジャーナリストの見る「民意」
第6章 合意形成は公的活動への参加の中で
第7章 第三者機関の制度設計
第3部 我が国におけるPI活動の努力
第8章 公共事業の現場から
第9章 国交省におけるPI実施ガイドライン(事例を元に)
第10章 庄内川におけるPI活動
第11章 東京外環状道路整備計画におけるPI
第12章 なごや循環型社会・しみん提案会議の紹介
第4部 欧米でのPI事情
第13章 米国における道路建設の合意形成
第14章 フランスにおけるPIシステム
平成20年 有限会社理工社 発行
技術支援・評価・教育活動
技術支援活動
令和5年度
コンクリート品質保証版検討委員会
1回の委員会を開催した.中部地域づくり協会でコンクリートシールの売上が徐々に減っている原因を調査した結果,国土交通省の発注件数や金額自体が減っている影響であるとの報告がなされた.売り上げを回復するために,コンクリートシールの宣伝活動を継続して行っていくことになった.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,中村 光名古屋大学大学院教授を推薦した.
令和4年度
コンクリート品質保証版検討委員会
1回の委員会を開催し,コンクリートシールの売上が徐々に減っており,その原因を究明することになった.中部地域づくり協会で利用者の声の取りまとめを行った結果,透明フィルムの貼付け方の改善を求める声が多いとの報告がなされた.今後は委員会として,これらのアンケート結果を踏まえたシールの宣伝活動を行っていくことになった.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,中村 光名古屋大学大学院教授を推薦した.
静岡県熱海市,菊川市における橋梁長寿命化委員会委員の派遣
静岡県南伊豆町における橋梁長寿命化計画改定委員会の委員として,杉山俊幸山梨大学名誉教授を推薦した.
令和3年度
コンクリート品質保証版検討委員会
1回の委員会を開催し,コンクリートシールの売上は徐々に増加しているが,昨年度と同様,全国的な普及には至っておらず,中部地域づくり協会で対策案を検討しているとの報告がなされた.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,中村 光名古屋大学大学院教授を推薦した.
令和2年度
地方創生問題調査委員会
令和3年秋に地方創生問題に関するセミナーを行うことにしたため、今年度は委員会を開催せず、事務局会議にてセミナーの内容の検討を行った。
コンクリート品質保証版検討委員会
1回の委員会を開催し,これまで5年間のコンクリートシールの売上についての説明や,コンクリートシールの売上は徐々に増加しているが全国的な普及には至っておらず,中部地域づくり協会で対策案を検討しているとの報告がなされた.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,中村 光名古屋大学大学院教授を推薦した.
令和元年度
地方創生問題調査委員会
高校在学時の学力向上と卒業後の就職支援につながるような仕組みに関する案を検討し,さらに,田口高校の再生を例題として取り上げながら,我が国の地域過疎化問題解決の方向を独自の視点からの検討を継続している。
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,新たに,中村 光名古屋大学大学院教授を推薦した.
静岡県熱海市,菊川市における橋梁長寿命化委員会委員の派遣
静岡県熱海市、菊川市における橋梁長寿命化委員会の委員として杉山俊幸山梨大学理事・副学長を推薦した.
平成30年度
地方創生問題調査委員会
田口高校の活性化に関して,設楽町長,企画部長,中嶋先生の3者会談を行った.企画部長からは,名古屋大学環境学研究科高野教授と協議を進めている状況であり,機構中嶋先生提案の活性化案については,否定的であったが,町長は前向きであり,今後も,中嶋先生が接触を続けるとのことであった.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学大学院教授を推薦した.
静岡県島田市,富士宮市と山梨県南部町における橋梁長寿命化委員会委員の派遣
静岡県島田市における橋梁長寿命化委員会の委員として舘石和雄名古屋大学大学院教授を,静岡県富士宮市における橋梁長寿命化委員会の委員として杉山俊幸山梨大学理事・副学長をそれぞれ推薦した.さらに、山梨県南部町橋梁長寿命化委員会の委員として杉山俊幸山梨大学理事・副学長を推薦した。
平成29年度
地方創生問題調査委員会
設楽ダム建設工事に関連して,景勝地,公園等の整備が多数計画されている.まずは,どの程度ダム建設関連補償費が見積もられているのか,固定資産税が町にどの程度入るのかを調査することとし,徳山ダム建設関連の固定資産税に関して報告がなされた.その他,隠岐島前高校の事例,静岡県の限界集落の再生事業に関わる話題提供がなされた.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学大学院教授を推薦した.
平成28年度
地方創生問題調査委員会
奥三河山間地域は,近年人口減少が激しく,高齢化率も非常に高いのが特徴である.また,この地区にある唯一の高校(愛知県立田口高校)も入学者が減少し,定員を大きく下回っており,存続が危ぶまれている.高校が無くなれば,町は衰退し,若者移住者もなくなる. 一方,かつては,入学者が激減し,廃校の危機にあった高校で見事によみがえった高校が島根県にある.その高校は島根県立隠岐島前高校である.隠岐島前高校の事例が奥三河山間地域にある田口高校の再生のヒントになりうる可能性を考え,平成29年2月13日,14日に島根県隠岐島を訪ねて調査視察を行った.その他28年度は田口高校3回,設楽町役場1回,愛知県高等教育か1回訪問し情報収集に努めてきた.これらの情報をもとに,更に,田口高校の再生を例題として,取り上げながら,我が国の地域過疎化問題解決の方向を独自の視点から検討を継続する.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学大学院教授を推薦した.
平成27年度
地方創生問題調査委員会
人口減少時代を迎え,元豊田高専副校長中嶋清実先生を委員長とする地方創生問題調査委員会を平成27年11月に立ち上げた.委員会は,奥三河地域を取りあえずの対象地域として,平成27年11月から,近隣の図書館(20回)と奥三河地方(1回)の資料収集調査を行った.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学大学院教授を推薦した.
平成26年度
コンクリート品質保証版検討委員会
1回の委員会を開催し,NETIS登録状況,コンクリート品質保証版の販売実績,コンクリート品質保証版の広報(中部建設技術フェアへの出展)の確認を行った.また,海外販売範囲の検討を行い,ODA案件で日本のゼネコンが使用する時を前提とすることとした.あわせて,英語パンフレットの作成やシールの英語版への修正を行っていくこととした.
高層ビルカーテンウォールひび割れ検討委員会
平成22年度からの名古屋駅地区高層ビルカーテンウォールひび割れ関連係争問題の裁判和解が,正式に平成27年5月14日に成立した.評価支援機構・中部はそのひび割れ発生原因の技術的な理由の解明を委託されたのであるが,係争当事者間での技術的な問題点の理解に役立ったと考えられる.
液体カーボンの劣化防止効果検討委員会
液体カーボン繊維を用いた鉄筋防食技術の評価のための実験結果(H25年度実施)の再整理を行い,追加実験を計画,実施した.あわせて2回(平成26年5月,12月)の幹事会において,その効果を検証した結果,現段階では混和による効果の確認には至らず,委託者側において今後の技術開発について再検討することとなった.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学大学院教授を推薦した.
平成25年度
コンクリート品質保証版検討委員会
1回の委員会を開催し、コンクリート品質保証版の広報、NETIS登録、特許申請について検討し、NETIS登録の申請及び特許申請を行うこととした.特許申請は、機構、名古屋大学、名古屋工業大学、三重大学、中部地域づくり協会、技建開発で行うこととした.委員会は,委員長として中村光名古屋大学大学院教授,委員として六郷恵哲岐阜大学教授,梅原秀哲名古屋工業大学副学長・理事,畑中重光三重大学教授によって構成された.
高層ビルカーテンウォールひび割れ検討委員会
高層ビルカーテンウォールに生じたひび割れについて、あくまでも工学的な観点からその原因調査を数値解析的な検討も含めて、審議を行った.検討にあたっては、当初想定していなかった材料の膨張に加えて、熱の問題や構造的な境界条件等がひび割れにどの程度影響を与えているかを明らかにすることを目的としている.H25年度は、2回の委員会を開催するとともに、H25年度までの検討結果を報告書として取りまとめた.委員会は委員長として森野奎二愛知工業大学名誉教授,委員として奥宮正哉名古屋大学大学院教授,河辺伸二名古屋工業大学院教授,石川靖昇名城大学教授,国枝稔名古屋大学大学院准教授,下島正東京弁護士会,渡辺正雄NPO法人コンクリート技術支援機構(ASCoT)専務理事によって構成された.
液体カーボンの劣化防止効果検討委員会
新技術である液体カーボンの劣化防止技術の評価が求められ、国枝稔岐阜大学教授を委員長として、宮川京都大学教授、梅原名古屋工業大学教授、伊藤名古屋大学教授を委員とする検討委員会が発足した.平成25年度現在は、岐阜大学で予備実験を行った.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学副学長を推薦した.
静岡県下市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県下の市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定委員会の委員として,山梨大学杉山俊幸教授,舘石和雄名古屋大学大学院教授をそれぞれ推薦した.なお,委託元の市町村ならびに委員は以下のとおりである.熱海市,松崎町,伊豆の国市,(以上,杉山俊幸山梨大学教授),焼津市(以上,舘石和雄名古屋大学教授).
山梨県南巨摩郡南部町橋梁長寿命化計画策定員会委員の派遣
山梨県南巨摩郡南部町の依頼に応じて,南部町橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として檜貝勇山梨大学名誉教授を推薦した.
平成24年度
コンクリート品質保証版検討委員会
既に開発したコンクリート品質保証版の使用性向上のための改善について検討した.また,保護シールを貼らないでも,レーザープリンターや各種筆記具での記入が可能になる保証版用紙を選定するために,名古屋大学でアルカリ溶液に対する耐久性試験および圧縮強度への影響試験を行った.委員会は,委員長として中村光名古屋大学大学院教授,委員として六郷恵哲岐阜大学教授,梅原秀哲名古屋工業大学副学長・理事,畑中重光三重大学教授によって構成された.
新朝日橋補修検討委員会
新朝日橋の損傷原因および補修方法について検討を行い,補修方法の提言を行った.委員会は,委員長として桧貝勇山梨大学名誉教授,委員として中村光名古屋大学大学院教授,遠藤賢三元中日本建設コンサルタントによって構成された.
高層ビルカーテンウォールひび割れ検討委員会
高層ビルカーテンウォールに生じたひび割れについて,工学的な観点からその原因調査を数値解析的な検討も含めて検討した.検討にあたっては,材料の膨張に加えて,熱の問題や構造的な境界条件等がひび割れにどの程度影響を与えているかを明らかにすることを目的としている.本年度は,当該ひび割れの調査・分析,および,原因の特定にあたり,委員による予備解析,実験を実施検討した.なお,およその原因についての方向性が出たため,中間報告書をまとめることとした.委員会は委員長として森野奎二愛知工業大学名誉教授,委員として奥宮正哉名古屋大学大学院教授,河辺伸二名古屋工業大学院教授,石川靖昇名城大学教授,国枝稔名古屋大学大学院准教授,下島正東京弁護士会,渡辺正雄NPO法人コンクリート技術支援機構(ASCoT)専務理事によって構成された.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学副学長を推薦した.
愛知県警察本部庁舎本館耐震改修総合評価審査委員会委員長の推薦
愛知県警察本部庁舎本館の耐震改修における総合評価審査委員会の委員長として,昨年に引き続き,福和伸夫名古屋大学教授を推薦した.
静岡県下市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県下の市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定委員会の委員として,山梨大学杉山俊幸教授,山田聖志豊橋技術科学大学教授,舘石和雄名古屋大学大学院教授をそれぞれ推薦した.なお,委託元の市町村ならびに委員は以下のとおりである.掛川市,河津町,南伊豆町,菊川市(以上,杉山俊幸山梨大学教授),熱海市,清水町,富士宮市,伊東市,東伊豆町(以上,山田聖志豊橋技術科学大学教授),島田市,袋井市,藤枝市,牧之原市,焼津市,湖西市,森町(以上,舘石和雄名古屋大学教授).
平成23年度
名高速東海線振動予測検証委員会(名古屋高速道路公社委託)
平成16~18年度に名高速からの委託により,高速4号線を建設後の振動・騒音の予測を行ったが,建設後において,そのときの予測結果を検証することが目的として,大型車両通行時の振動実験,橋脚基部での加振力の評価,地盤および近接建家での振動計測,シミュレーションによる検証を行った.委員会は委員長として澤田義博名古屋大学名誉教授,委員として中村光名古屋大学大学院教授,梅原秀哲名古屋工業大学院教授,杉山俊幸山梨大学教授,飛田潤名古屋大学大学院教授,正木和明愛知工業大学教授によって構成された.
高層ビルカーテンウォールひび割れ検討委員会
高層ビルカーテンウォールに生じたひび割れについて,工学的な観点からその原因調査を数値解析的な検討も含めて検討した.検討にあたっては,材料の膨張に加えて,熱の問題や構造的な境界条件等がひび割れにどの程度影響を与えているかを明らかにすることを目的としている.委員会は委員長として森野奎二愛知工業大学名誉教授,委員として奥宮正哉名古屋大学大学院教授,河辺伸二名古屋工業大学院教授,石川靖昇名城大学教授,国枝稔名古屋大学大学院准教授,下島正東京弁護士会,渡辺正雄NPO法人コンクリート技術支援機構(ASCoT)専務理事によって構成された.
コンクリート品質保証版検討委員会(株式会社技建開発委託)
株式会社技建開発からの委託により,22年度に開発したコンクリート品質保証版の改良ならびにICタグを用いた品質保証版の可能性について検討した.委員会は,委員長として中村光名古屋大学大学院教授,委員として六郷恵哲岐阜大学教授,梅原秀哲名古屋工業大学副学長・理事,畑中重光三重大学教授によって構成された.
コンクリート品質保証ICタグ検討委員会((社)中部建設協会委託)
(社)中部建設協会からの委託により,建設ICTへのICタグの活用方法について検討を行った.また,ICタグのコンクリートへの適用については,名古屋大学で実験を行い,材齢,水分,埋込み深さ,コーティング材の影響について検討した.委員会は,委員長として中村光名古屋大学大学院教授,委員として六郷恵哲岐阜大学教授,梅原秀哲名古屋工業大学副学長・理事,畑中重光三重大学教授によって構成された.
川棚浄化センター沈殿池底盤補修工法・設計の妥当性の評価検討委員会((株)日建技術コンサルタント委託)
既に土木工事が完了している川棚浄化センター最終沈殿池における汚泥引抜管の敷設換えに伴う底版の補修工法ならびに設計の妥当性を評価し,底版の強度への影響,補修による底版の構造的一体性の確保,打継目の水密性の確保の観点から補修工法ならびに設計とも妥当であることを評価した.委員会は,委員長として町田篤彦埼玉大学名誉教授,委員として中村光名古屋大学大学院教授,遠藤賢三富士エンジニアリング研究顧問によって構成された.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,梅原秀哲名古屋工業大学副学長を推薦した.
愛知県警察本部庁舎本館耐震改修総合評価審査委員会委員長の推薦
愛知県警察本部庁舎本館の耐震改修における総合評価審査委員会の委員長として,福和伸夫名古屋大学教授を推薦した.
静岡県下市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県下の市町村における橋梁長寿命化修繕計画策定委員会の委員として,山梨大学杉山俊幸教授を推薦した.なお,委託元の市町村は以下のとおりである.伊豆市,伊豆の国市,菊川市,浜松市,三島市,河津町,南伊豆町,小山町,川根本町,吉田町.
山梨県南巨摩郡南部町橋梁長寿命化計画策定員会委員の派遣
山梨県南巨摩郡南部町の依頼に応じて,南部町橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として檜貝勇山梨大学名誉教授を推薦した.
平成22年度
高層ビルカーテンウォールひび割れ検討委員会
高層ビルカーテンウォールに生じたひび割れについて,工学的な観点からその原因調査を数値解析的な検討も含めて検討した.検討にあたっては,材料の膨張に加えて,熱の問題や構造的な境界条件等がひび割れにどの程度影響を与えているかを明らかにすることを目的としている.委員会は委員長として森野奎二愛知工業大学教授,委員として奥宮正哉名古屋大学大学院教授,河辺伸二名古屋工業大学院教授,石川靖昇名城大学教授,国枝稔名古屋大学大学院准教授,下島正東京弁護士会によって構成された.
コンクリート品質保証版検討委員会(株式会社技建開発委託)
コンクリート品質保証版の開発を行った,株式会社技建開発からの委託により,その技術評価を行った.また検討の際には,4大学(岐阜大学・名古屋大学・名古屋工業大学・三重大学)の共通実験を実施した.共通実験結果に基づく,検討対象としたコンクリート品質保証版は,強度に影響を及ぼさないとともに記入内容の視認率が高いことを確認した.委員会は,委員長として中村光名古屋大学大学院教授,委員として六郷恵哲岐阜大学教授,梅原秀哲名古屋工業大学副学長・理事,畑中重光三重大学副学長からなっている.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,新たに梅原秀哲名古屋工業大学副学長を推薦した.
静岡県掛川市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県富士市の依頼に応じて,富士市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として山梨大学杉山俊幸教授を推薦した.
静岡県下田市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県富士市の依頼に応じて,富士市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として山梨大学杉山俊幸教授を推薦した.
平成21年度
名古屋高速道路東海線PC橋梁検討委員会業務委託(名古屋高速道路公社委託)
建設中の東海線PC箱桁橋のウエブに発生したひび割れの発生原因の調査,ひび割れが橋梁の耐荷力等に及ぼす影響ならびに補修・補強方法について,機構は公社より検討を依頼された.機構は,コンクリート構造物せん断破壊研究の第一人者である檜貝勇山梨大学名誉教授を委員長とし,委員として中部地区のコンクリート構造,材料を専門とする大学研究者,PC建協研究者を選任して,ひび割れの発生原因の究明,安全性能(耐荷力)への影響の確認,補修・補強方法の妥当性の評価を行った.その結果,ひび割れはコンクリートの水和熱に起因する温度応力によるものであること,温度ひび割れは曲げ耐荷力,せん断耐荷力ともに大きな影響を及ぼさないものと判断した.また,ひび割れが発生した橋梁の補修・補強は耐久性確保のための補修のみを行うこととし,ひび割れ幅に応じた適切な材料・施工方法を選定した.ひび割れ補修完了後も供用開始時までひび割れの経過観察を行うこととし,その頻度を定めた.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,浅岡顕名古屋大学大学院教授を推薦した.
静岡県富士市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県富士市の依頼に応じて,富士市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として山梨大学杉山俊幸教授を推薦した.
静岡県沼津市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県沼津市の依頼に応じて,沼津市橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として山梨大学杉山俊幸教授を推薦した.
静岡県松崎町橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員の派遣
静岡県賀茂郡松崎町の依頼に応じて,松崎町橋梁長寿命化修繕計画策定委員会委員として山梨大学杉山俊幸教授を推薦した.
平成20年度
高架橋の予防保全に関する点検・評価手法検討委員会業務委託(名古屋高速道路公社委託)
昨年度に提言した新技術の内,応力聴診器,および微動のH/Vスペクトル比の応用技術について,さらにそのフィジビリティーについて検討を委託された.機構は,澤田義博名古屋大学教授を委員長とし,他に応力解析,振動解析,応力測定の専門家として名大教授1名,名工大教授1名,岐阜大学教授1名,名大准教授1名,東海大学准教授1名,名城大助教1名からなる委員会を組織して検討を行った.
圏央道東高架橋下部その4工事構造設計再計算の評価検討委員会(大旺建設委託)
圏央道が千葉県成田市近郊を通過する高架橋区間で基礎の高さを間違えて建設してしまい,ついで建設予定の高架橋柱が短くなり,耐震設計他の見直しが必要となった.当該区間は,軟弱地盤層で地震時液状かが懸念された地域で,町田篤彦埼玉大学名誉教授を委員長とする委員会(名古屋大学1名,岐阜大学1名,コンサルタント2名)を設置して提出された設計書の妥当性について検討を行った.道路橋耐震設計編に基づいて,高架橋柱部分の断面設計の妥当性を結論した.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,浅岡顕名古屋大学大学院教授を推薦した.
静岡県土木施設長寿命化計画検討委員会委員長の派遣
静岡県の依頼に応じて,静岡県土木施設長寿命化計画検討委員会委員長として山梨大学桧貝勇教授を推薦した.
豊田市総合評価委員会委員長の推薦
豊田市の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,成田国朝愛知工業大学教授を推薦した.
平成19年度
高速道路構造物損傷事前評価システムの検討委員会(名古屋高速道路公社委託)
昨年度に提言した新技術の内,応力聴診器,および微動のH/Vスペクトル比の応用技術について,さらにそのフィジビリティーについて検討を委託された.機構は,澤田義博名古屋大学教授を委員長とし,他に応力解析,振動解析,応力測定の専門家として名大教授1名,名工大教授1名,岐阜大学教授1名,名大准教授1名,東海大学准教授1名,名城大助教1名からなる委員会を組織して検討を行った.
雨水地下貯留システムの設計に関する検討委員会(積水化学委託)
昨年に引き続き,プラスチック製雨水地下貯留システムの,第三者機関による安全照査方法ならびに設計方法の一般的な標準の規定作成の委託に応じている.委員会は,中村光名古屋大学大学院教授を委員長とする委員会(名古屋大学2名,首都大学東京1名,大同工大1名,岐阜大学1名,山梨大学1名)を設置して,システムの安全照査方法,設計方法の検討を行った.委員会の成果として,プラスチック製雨水貯留浸透施設の構造性能照査指針(案)ならびにプラスチック製雨水地下貯留浸透施設の構造性能照査マニュアル(案)を発行するとともに,同指針(案)のセミナーを開催した.
コンクリート製雨水地下貯留槽の設計検討委員会(平和コンクリート,ポカラ社委託)
コンクリート製雨水地下貯留施設の1つである,プレキャストコンクリート製品(ポカラブロック・十字ブロック)と現場打ちコンクリートの組み合わせからなる雨水地下貯留施設が,必要な耐震性能を有する構造として成立するかどうかについて,第三者機関による評価の委託に応じた.委員会は,中村光名古屋大学大学院教授を委員長とする委員会(名古屋大学1名,首都大学東京1名,大同工大1名,岐阜大学1名,中部大学1名)を設置して,当該施設の安全性ならびに耐震性能の検討を行った.当該施設が耐震性能を有する雨水地下貯留施設として成立することを確認し,技術判定書を発行した.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県の総合評価入札落札方式委員会の委員長として,昨年に引き続き,浅岡顕名古屋大学大学院教授を推薦した.
平成18年度
東海線振動評価委員会(名古屋高速道路公社委託)
名古屋高速道路公社では,名古屋市山王橋と第2東名高速道路を結ぶ高速4号線(以下東海線と呼ぶ)を建設予定であるが,昨年度に引き続き,高架構造の高速道路通過車両が発生する環境振動,平面道路通過車両が発生する環境振動を分離する技術の開発について委託された.委員会は澤田義博名古屋大学大学院教授を委員長とし,橋梁振動,建築振動,地盤振動,構造解析を専門とする大学教授7名(名大,名工大,金沢大,岐阜大),委託者側委員2名によって構成され,実際の類似高架橋における振動実測結果の解析検討,そこから演繹される振動予測方法の検討が行った.
国道23号低周波振動対策委員会(国交省名古屋国道事務所委託)
国道23号共和地区における高架橋を振動源とする環境振動の原因と対策について過去数年機構は提言を行ってきていたが,本年度は低周波振動対策,特にTMD設置の効果的な設計・配置について委託され,田辺忠顕名古屋大学名誉教授を委員長として,地盤振動・建築振動・橋梁振動の専門家名大教授4名,信州大学教授1名,山梨大学教授1名(音響学)をメンバーとする委員会を設置して,その具体案を提言した.TMD設置に伴う鋼桁の疲労設計にまでひろめて提言を行った.
高速道路構造物損傷事前評価システムの検討委員会(名古屋高速道路公社委託)
昨年度に提言した新技術の内,応力聴診器,および微動のH/Vスペクトル比の応用技術について,さらにそのフィジビリティーについて検討を委託された.機構は,澤田義博名古屋大学大学院教授を委員長とし,他に応力解析,振動解析,応力測定の専門家として名大教授1名,名工大教授1名,岐阜大学教授1名,名大助教授1名,東海大学助教授1名,名大助手1名からな委員会を組織して検討を行った.
雨水地下貯留システムの設計に関する検討委員会(積水化学委託)
昨年に引き続き,プラスチック製貯留システの,第三者機関による安全照査方法ならびに設計方法の一般的な標準の規定作成の委託に応じている.委員会は,中村光名古屋大学大学院教授を委員長とする委員会(名古屋大学2名,首都大学東京1名,大同工大1名)を設置して,システムの安全照査方法,設計方法の検討を行った.
愛知県総合評価入札落札方式委員会委員長の推薦
愛知県は平成18年度より総合評価入札落札方式の審査システムを変更し,県の中に本委員会を設けその下に公共事業の種別ごとの審査委員会を設ける事にした.そして本委員会の委員長に適切な学識経験者の推薦を当機構に依頼してきた.当機構は,吉田弥智元名古屋工業大学学長(名古屋工業大学名誉教授)を推薦したが,先生の任期の後,浅岡顕名古屋大学大学院教授を推薦した.
静岡県土木施設長寿命化計画検討委員会委員長の派遣
静岡県の依頼に応じて,静岡県土木施設長寿命化計画検討委員会委員長として山梨大学桧貝勇教授を推薦した.
平成17年度
愛知県庁舎免震工事総合評価入札方式特別委員会(愛知県委託)
地方公共団体が総合評価落札方式で事業入札を行う場合には,地方財政法によって学識経験者の意見を聴取し参考する事になっているが,愛知県では適切にこの法に則る為に,当機構との間で一括的に各種事業での意見聴取システムを構築した.本特別委員会は,愛知県庁舎免震工事総合評価落札方式入札に関して機構内に設置された特別委員会で名古屋大学大学院中村教授他,大学教授2名(名古屋大学1名,名古屋工業大学1名),建築家1名よりなり,庁舎免震工事の際,総合評価で考えるべき項目他についてのアドバイスを行った.
五条川左岸流域下水道事業5号汚水ポンプ機械設備工事総合評価落札方式特別委員会(愛知県委託)
地方公共団体が総合評価落札方式で事業入札を行う場合には,地方財政法によって学識経験者の意見を聴取し参考する事になっているが,愛知県では適切にこの法に則る為に,当機構との間で一括的に各種事業での意見聴取システムを構築した.本特別委員会は五条川左岸流域下水道事業5号汚水ポンプ機械設備工事総合評価落札方式の評価方法について,適切な意見具申をしたもので,名古屋大学大学院中村教授他,大学教授2名(名古屋大学1名,中部大学1名)からなる委員会を組織して,適切な評価項目および配点についてアドバイスを行った.
東海線振動評価委員会(名古屋高速道路公社委託)
名古屋高速道路公社では,名古屋市山王橋と第2東名高速道路を結ぶ高速4号線(以下東海線と呼ぶ)を建設予定であるが,高架構造の高速道路通過車両が発生する環境振動,平面道路通過車両が発生する環境振動を分離する技術の開発が機構に昨年度から委託されており,委員会は名古屋大学澤田義博教授を委員長とし,橋梁振動,建築振動,地盤振動,構造解析を専門とする大学教授7名(名大,名工大,金沢大,岐阜大),委託者側委員2名によって構成され,技術開発のプロセス,実証計測などについて議論を行った.本年度の結論としては,環境振動を高架部分から来る振動と平面道路部分から来る振動部分を分離する事は,実測と解析との併用によって可能であろうとの結論に達した.
高速道路構造物損傷事前評価システムの検討委員会(名古屋高速道路公社委託)
高速道路構造物の維持管理技術について,従来の技術を一歩前進させて事前に簡易に損傷を予知する新技術のサーベイを行い,名高速構造物への適用フィージビリティー調査を行う研究が委託された.岐阜大学助教授鎌田敏郎委員長以下,名大教授2名,助教授1名,東工大1名,京都大1名からなる委員会を設置して検討を行った.有望そうな新技術6項目を取り上げて議論を行った.
雨水地下貯留システムの設計に関する検討委員会(積水化学委託)
近年,プラスチック製の簡易な貯留システムを小学校グランド運動場下に設置して,雨水を一時貯留するケースが増えている.しかし,その様な装置の構造安全性照査の方法あるいはその設計基準などは整備されておらず,各社各様で設置されているのが現状である.(株)積水化学は,自社システムの設計に当たって,第三者機関による安全照査方法ならびに設計方法の一般的な標準の規定作成を委託してきた.本委員会は,その委託に答えて,名古屋大学大学院中村光教授を委員長とする委員会(名古屋大学2名,首都大学東京1名,大同工大1名)を設置して,システムの安全照査方法,設計方法の検討を行った.
膨張特性を有する材料によって構成される構造物の耐荷力解析コードの開発検討委会((株)ピーエス三菱委託)
近年アルカリ骨材反応等化学的反応による膨張を発生させる材料による構造損傷が多数発生しており,コンクリート製橋梁構造物も例外ではない.(株)ピーエス三菱では,このような構造物の損傷解析に当たって,その妥当性を確保するために当機構にその指導を委託した.田辺忠顕名大名誉教授を委員長として,名古屋大学教授1名,助教授1名,助手1名,名城大助教授1名,中部大学助教授1名からなる委員会を設置して,計算方法の指導ならびにコード開発を行った.
静岡県総合評価落札方式審査委員会技術専門委員派遣
静岡県の依頼に応じて,東海大学教授中村俊一氏を,土木構造関係の専門家として,静岡県へ推薦した.
静岡県土木施設長寿命化計画検討委員会委員派遣
静岡県の依頼に応じて,静岡県土木施設長寿命化計画検討委員会委員長として山梨大学桧貝勇教授を推薦した.
平成16年度
名高速東海線振動評価委員会(名古屋高速道路公社委託)
名古屋高速道路公社では,名古屋市山王橋と第2東名高速道路を結ぶ高速4号線(以下東海線と呼ぶ)を建設予定であるが,高架構造の高速道路通過車両が発生する環境振動,平面道路通過車両が発生する環境振動を分離する技術の開発が機構に委託された.委員会は名古屋大学澤田義博教授を委員長とし,橋梁振動,建築振動,地盤振動,構造解析を専門とする大学教授7名(名古屋大学4名,名古屋工業大学1名,金沢大学1名,岐阜大学1名),委託者側委員2名によって構成され,技術開発のプロセス,実証計測などについて議論を行っている.
岩が池横断構造物検討委員会(愛知県土木部委託)
愛知県主要地方道岡崎線が刈谷市岩が池地点を通過する際の橋梁状構造物として,アーチ状プレキャストセグメントと土構造の複合構造(外見はコンクリート連続アーチ橋に見える)が考えられ,平成16年完成したが,設計に当たって,その構造が道路橋示方書の範疇でないために特に耐震設計法に関して検討が必要になった.岩が池横断構造物検討委員会は,岐阜大学六郷恵哲教授を委員長として,地盤振動,コンクリート構造,地盤工学,地震動を専門とする大学教授,助教授7名(名古屋大学4名,岐阜大学3名),委託者側委員3名によって構成され,コンサルタントを指揮してその合理的な設計方法を提案した.平成16年,その建設過程において,設計時に考慮した各種の仮定等の検証のために,主として振動性状に関する実測を行い,設計の妥当性を検証するとともに,東海地震,東南海地震にそなえて,構造特性のモニタリングシステムの提案と,初期値計測を指導した.
国道23号振動対策委員会(国交省中部地方整備局名古屋国道事務所委託)
国道23号共和インター近辺の民家の振動の原因を除去する対策工法検討の依頼が,国土交通省名古屋国道事務所からなされ,振動の原因である低周波空気振動と地盤振動を低減する対策を検討する委員会が田辺忠顕名古屋大学名誉教授を委員長として,地盤振動,建築振動,橋梁振動,流体振動,構造解析などを専門とする大学教授6名(名古屋大学5名,山梨大学1名),委託者側委員4名によって構成されコンサルタントを指揮して対策法の検討を行っていたが,平成16年度に地盤振動対策として矢板工法を実施し,その効果を検証した.工事完了後,住民ヒアリングを行って「安眠出来るようになった」と,その効果を確認するとともに,平成18年度に施工予定のTMDによる低周波振動対策の効果を実験的に確かめた.
衣浦東部流域下水道事業見合ポンプ場機械設備工事総合評価落札方式入札特別委員会(愛知県委託)
地方公共団体が総合評価落札方式で事業入札を行う場合には,地方自治法によって学識経験者の意見を聴取し参考にする事になっているが,愛知県では適切にこの法に則る為に,当機構との間で一括的に各種事業での意見聴取システムを構築した.本特別委員会は,浦東部流域下水道事業見合ポンプ場機械設備工事総合評価落札方式入札に関して機構内に設置された特別委員会で大学教授3名(名古屋大学2名,豊橋技術科学大学1名)よりなり,衣浦東部流域下水道事業見合ポンプ場機械設備の総合評価項目について,意見を具申した.また,入札終了に際してその適切さを認証した.
静岡県総合評価落札方式審査委員会への学識経験者の推薦(静岡県委託)
静岡県総合評価落札方式審査委員会へ学識経験者として東海大学中村俊一教授を推薦した.
静岡県土木施設長寿命化委員会委員長の推薦(静岡県委託)
静岡県土木施設長寿命化委員会委員長として,山梨大学檜貝勇教授を推薦した.
三重県2級河川堀切川高潮対策事業排水機場機械・電気設備工事総合評価落札方式審査会への学識経験者の推薦(三重県委託)
三重県2級河川堀切川高潮対策事業排水機場機械・電気設備工事総合評価落札方式審査会へ,学識経験者として大学教授2名(名古屋大学,三重大学)を推薦した.
平成15年度
岩が池横断構造物検討委員会(愛知県土木部委託)
愛知県主要地方道岡崎線が刈谷市岩が池地点を通過する際の橋梁状構造物として,アーチ状プレキャストセグメントと土構造の複合構造(外見はコンクリート連続アーチ橋に見える)が考えられているが,その構造が道路橋示方書の範疇でないために特に耐震設計法に関して検討が必要になった.岩が池横断構造物検討委員会は,岐阜大学六郷恵哲教授を委員長として,地盤振動,コンクリート構造,地盤工学,地震動を専門とする大学教授,助教授9名(名古屋大学4名,岐阜大学4名,中部大学1名),委託者側委員6名によって構成され,コンサルタントを指揮してその合理的な設計方法を検討していたが,最終的に昨年度の検討結果に基づいて設計方法を提案した.
名高速3号北部区間基礎構造検討委員会(名高速道路公社委託)
名古屋高速道路公社が建設中の名岐バイパスの北部区間において,高速道路高架橋基礎が地下鉄シールドトンネル(2本ある)の存在で,非対称杭基礎とせざるを得ないことに対する技術的な解決を求められた.委員会は,名古屋大学浅岡顕教授を委員長として,地盤構造,地盤振動,コンクリート構造を専門とする7名の大学教授,助教授(名古屋大学3名,名古屋工業大学1名,岐阜大学2名,埼玉大学1名)によって構成され,地盤改良によって高架橋基礎を対称にすると同時に,コンサルタントを指揮して合理的な基礎形式の提案を行った.
国道23号振動対策委員会(国交省中部地方整備局名古屋国道事務所委託)
国道23号共和インター近辺の民家の振動の原因を除去する対策工法検討の依頼が,国土交通省名古屋国道事務所からなされ,振動の原因である低周波空気振動と地盤振動を低減する対策を検討する委員会が名古屋大学田辺忠顕教授を委員長とし,地盤振動,建築振動,橋梁振動,流体振動,構造解析などを専門とする7名の大学教授,助教授(名古屋大学6名,山梨大学1名),4名の委託者側委員によって構成されコンサルタントを指揮して対策工法主として低周波振動の対策の提案を行った.
静岡県土木部総合評価落札方式審査委員会委員派遣(静岡県総合管理公社委託)
静岡県が実施する総合評価落札方式での入札委員会へ,鋼構造の学識経験者として,名古屋大学山田健太郎教授を推薦した.
静岡県公共施設長寿命化計画検討委員会委員長の派遣(静岡県総合管理公社委託)
静岡県が実施する公共施設長寿命化計画検討委員会の委員長にふさわしい専門家の推薦依頼があり,檜貝勇山梨大学教授を推薦した.
三重県総合評価落札方式入札審査委員会への専門家派遣(三重県土木部委託)
三重県が実施する浄水場施設の総合評価落札方式入札審査委員会へ学識経験者として,大学教授2名(名古屋大学,中部大学)を推薦した.
平成14年度
国道23号振動対策委員会(国交省中部地方整備局名古屋国道工事事務所委託)
国道23号共和インター近辺の民家の振動の原因を除去する対策工法検討の依頼が,国土交通省名古屋国道工事事務所からなされ,振動の原因である低周波空気振動と地盤振動を低減する対策を検討する委員会が名古屋大学田辺忠顕教授を委員長として,地盤振動,建築振動,橋梁振動,流体振動,構造解析などの7名の大学教授,助教授(名古屋大学6名,山梨大学1名),4名の委託者側委員によって構成されコンサルタントを指揮して対策工法,主として地盤振動に対する工法の検討を行い,矢板工法の提案を行った.
星崎料金所拡幅構造検討委員会(名高速道路公社委託)
名古屋高速道路公社星崎料金所は高架となっているが,第2東名の開通に伴って予想される交通量の増加に対処するために高架のまま拡幅することになった.新高架部分は新しい耐震設計に基づかねばならず,一方旧高架部分は旧耐震設計に基づいており,全体構造としての整合性が問われていた.即ち,課題は新旧一体化するか,分離構造とするかの技術的な判断が主となった.委員会は小柳洽岐阜大学名誉教授を委員長として,構造解析,コンクリート工学を専門とする大学教授,助教授7名(名古屋大学2名,岐阜大学3名,豊橋技術科学大学1名,愛知工業大学1名),エキスパート2名,委託者側委員3名により構成されコンサルタントを指揮して,分離構造を主とする設計提案を行った.
岩が池横断構造物検討委員会(愛知県土木部委託)
愛知県主要地方道岡崎線が刈谷市岩が池地点を通過する際の橋梁状構造物として,アーチ状プレキャストセグメントと土構造の複合構造(外見はコンクリート連続アーチ橋に見える)が考えられているが,その構造が道路橋示方書の範疇でないために特に耐震設計法に関して検討が必要になった.岩が池横断構造物検討委員会は,岐阜大学六郷恵哲教授を委員長として,地盤振動,コンクリート構造,地盤工学,地震動を専門とする大学教授,助教授9名(名古屋大学4名,岐阜大学4名,中部大学1名),委託者側委員6名によって構成され,コンサルタントを指揮してその合理的な設計方法の検討を行った.
安西橋VE審査委員会委員派遣(静岡県総合管理公社委託)
静岡県安西橋新設に関して,設計コンサルタントからVE提案があったがそのVE提案を審査する委員会に,鋼構造,コンクリート構造,下部構造の専門家を各1名(大学教授,元道路公団エキスパート,元建設企業エキスパート)ずつ推薦した.
檜尻川排水機場ひびわれ補修委員会(国交省三重工事事務所委託)
三重県松阪市檜尻川の排水機場コンクリート構造物におけるひび割れ原因の解明と補修方法の選定依頼に対して,名古屋工業大学梅原秀哲教授を委員長とし,コンクリート材料,補修方法,コンクリート構造の専門とする大学教授,助教授6名(名古屋大学2名,名古屋工業大学2名,三重大学1名,名城大学1名),企業エキスパート1名による委員会を形成し検討を行った.地下水中に含まれる硫化水素の影響に関しても追加検討が依頼されたので,土壌環境の専門家を追加して検討を進めることになった.
川田橋VE提案評価委員会(日本鋼弦コンクリート株式会社)
愛知県豊田市川田橋掛け替えにおけるプレキャストPC橋のVE提案に対してその安全性に関する評価を行った.名城大学泉満明教授を委員長とし,コンクリート構造,橋梁構造を専門とする大学教授5名(名古屋大学1名,岐阜大学1名,名城大学1名,中部大学1名,大阪工業大学1名),PCエキスパート1名による委員会を形成しVE提案された橋梁設計の道路橋示方書に基づく安全性評価を行った.
平成13年度
国道23号振動計測・解析委員会(国交省中部地方整備局名古屋国道工事事務所委託)
国道23号共和インター付近の民家の振動が大きくなった原因の調査を名古屋国道工事事務所から委託されて,名古屋大学田辺忠顕教授を委員長とし,地盤振動,建築振動,流体振動を専門とする大学教授,助教授5名(名古屋大学5名),委託者側委員4名による委員会を構成し検討を行った結果,振動の原因は大きく二つあり,一つは低周波空域振動,もう一つは地盤振動であることが判明した.
厚肉床版温度応力解析指導委員会(株式会社ピーエス三菱委託)
小数主桁場所うちスラブにおける温度ひび割れ発生の予測計算方法の指導を依頼されて,岐阜大学森本博昭教授を委員長とし,コンクリート構造,材料を専門とする大学教授,助教授4名(名古屋大学1名,名古屋工業大学1名,岐阜大学1名,名城大学1名)による委員会を構成し検討を行った.検討の結果,きわめて効果的な解析方法が考案されて実用に供されることになった.
技術評価活動
平成25年度
相生山地盤沈下予測検討委員会(名古屋市交通局委託)
名古屋市地下鉄桜通線野並・徳重間4.2km(平成18年2月着工、平成23年3月開業)の相生山駅部を開削工法で工事した際に、掘削工事開始後まもなく、近接するマンションのエントランス近辺をはじめとする掘削延長線沿いに、地盤沈下が観測された.近接マンション住民から、地盤沈下のマンションへの影響を名古屋市交通局が求められたことから、沈下の原因、将来の周辺地盤の沈下予測、マンション杭の安全性の技術的評価について委託がなされた.名古屋工業大学大学院張鋒教授を委員長とし、地盤工学、コンクリート構造学を専門とする大学教授、准教授4名(埼玉大学1名、名古屋大学1名、名古屋工業大学2名)により委員会が構成され、委託内容を最新の数値解析手法を用いて行い、地盤沈下は地下鉄掘削により生じたが、将来沈下についてはその可能性が少ないこと、一部の杭で最も厳しい設計ケースの際に許容値を超える可能性がある結論を得た.委員会審議は、住民の参加も得て行われ、委員会の結論は当事者双方(名古屋市交通局、相生山駅地区住民)の受け入れる所となった.その後、当該結論をベースに補償交渉が当事者間で行われている.
平成14年度
国道22号振動評価委員会(国交省中部地方整備局名古屋国道工事事務所委託)
名古屋高速道路公社名岐道路の高架橋建設に伴って,国道22号が拡幅され道路沿いの民家から振動の苦情が寄せられるようになり,国土交通省名古屋国道工事事務所からその振動の実際の状況の把握と,振動の原因の解明について委託がなされた.名古屋大学田辺忠顕教授を委員長とし,地盤振動,建築振動,建築振動衛生,構造解析を専門とする大学教授7名(名古屋大学3名,名古屋工業大学1名,岐阜大学1名,豊橋技術科学大学1名,神戸芸術工科大学1名)および弁護士1名による委員会が構成され,これらの課題に対する詳細な検討がコンサルタントを指揮して行われた.振動は,車両通行による地盤表層部の表面波によるものが大きく,その半波長と建物の幅がほぼ一致していたために,建物のロッキング振動が誘起されていることが判明した.
平成13年度
国道22号振動評価委員会(国交省中部地方整備局名古屋国道工事事務所委託)
名古屋高速道路公社名岐道路の高架橋建設に伴って,国道22号が拡幅され道路沿いの民家から振動の苦情が寄せられるようになり,国土交通省名古屋国道工事事務所からその振動の実際の状況の把握と,振動の原因の解明について委託がなされた.名古屋大学田辺忠顕教授を委員長とし,地盤振動,建築振動,建築振動衛生,構造解析を専門とする大学教授7名(名古屋大学3名,名古屋工業大学1名,岐阜大学1名,豊橋技術科学大学1名,神戸芸術工科大学1名)および弁護士1名による委員会が構成され,これらの課題に対する詳細な検討がコンサルタントを指揮して行われた.平成13年度は,主として振動の事態調査を行って,建物各位置の振動の程度を実測解析した.
技術教育支援活動
令和5年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
中部地域づくり協会主催の名古屋市での9月12日の講演会に名古屋大学野田利弘教授を,さらに12月4日の講演会に名古屋大学加藤博和教授を推薦した.
令和4年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
中部地域づくり協会主催の名古屋市での講演会(12月5日)に,名古屋大学森川高行教授を推薦した.
令和3年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
中部地域づくり協会主催の名古屋市での講演会(11月25日)に,名古屋工業大学秀島栄三教授を推薦した.
令和元年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
中部地域づくり協会主催の静岡市での橋梁維持関連の講演会(9月27日)に,名古屋大学中村 光教授を推薦した.
平成30年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
日 時:平成31年1月30日(水)13:00~14:00
場 所:鈴鹿市文化会館
講演題目:『 コンクリート構造物の劣化要因・機構―塩害、中性化、アル骨反応などー 』
講 師:名古屋工業大学大学院工学研究科 梅原秀哲 教授(社会基盤技術評価支援機構・中部 学識経験者グループ)
平成28年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
日 時:平成29年2月21日(月)14:00~16:00
場 所:名古屋銀行協会2階会議室
講演題目:『 コンクリート構造物の劣化要因・機構―塩害、中性化、アル骨反応などー 』
講 師:名古屋工業大学大学院工学研究科 梅原秀哲 教授(社会基盤技術評価支援機構・中部 学識経験者グループ)
参 加 者:(一社)中部地域づくり協会、(一社)パブリックサービス、(株)セントレック
平成27年度
中部地域づくり協会との連携契約による講師派遣
日 時:平成28年3月14日(月)14:00~16:00
場 所:一般社団法人中部地域づくり協会 名古屋支所 4階会議室
講演題目:『 コンクリート構造物の破壊損傷事例と維持管理 』
講 師:岐阜大学工学部長 六郷恵哲 教授(社会基盤技術評価支援機構・中部 学識経験者グループ)
参 加 者:(一社)中部地域づくり協会、(一社)パブリックサービス、(株)セントレック
平成14年度
福島県土木部専門研修講師派遣(福島県建設技術センター委託)
福島県土木部が行った技術職員の専門研修における講師派遣で,環境負荷低減型土木構造の設計方法,実施例などについての専門家として土木学会当該委員会幹事1名,民間エキスパート1名を推薦派遣した.